技術少年出版のWEBサイトへ訪問いただきありがとうございます。
Legacy8080の発売に向けての進行状況をご説明いたします。
Legacy8080は約2年間の開発期間を経て量産試作機まで進みました。
Legacy8080ではコンソールとバーチャルFD機能の実現にWindowsPCを利用しています。
Legacy8080とWindowsPCの接続にはUSBを利用していて、WindowsPCから見るとLegacy8080はUSBで接続された周辺機器になります。
量産試作機による最終動作確認の段階で一部のWindowsXP仕様のPCにてLegacy8080とのUSB接続が認識されない問題が発見されました。
一部のWindowsXP仕様のPC以外では新旧WindowsPCとUSB接続にて正常に動作していることを確認しております。
2014年2月6日現在、開発元の中日電工様にて一部のWindowsXP仕様のPCとUSB接続が認識されない問題の原因究明と問題解決作業を行っていただいております。
近日中にはこの問題を解決してLegacy8080発売のご案内ができると思われます。
Legacy8080の発売予定が決まりましたら技術少年出版のWEBサイトにてご案内いたします。
Legacy8080は以下の3種類の製品形態を予定しています。
技術少年出版のWEBサイトにてご紹介している3Uタイプのラックマウント仕様のケースにメイン基板を格納してミニコンスタイルのフロントパネルを装備したモデルです。
ケース内部に拡張基板を2枚実装可能です。
完成品とケース部分だけを自作するセミキットの2種類で提供します。
ICを基板にハンダ付けして自作する部品キットの発売は数ヶ月遅れで販売予定です。
(組立マニュアルの準備に時間が掛かるため)
メイン基板をシャーシータイプの簡易ケースに格納してミニコンスタイルのフロントパネルを装備したモデルです。
昔の自作真空管ラジオのアルミシャーシー+フロントパネルに相当するモデルです。
簡易ケース以外はエンタープライズモデルとハード的にもソフト的にも完全に同じ仕様です。
完成品とケース部分だけを自作するセミキットの2種類で提供します。
ICを基板にハンダ付けして自作する部品キットの発売は数ヶ月遅れで販売予定です。
(組立マニュアルの準備に時間が掛かるため)
オプションの「換装キット」によりエンタープライズモデルに換装できます。
(シャーシータイプの簡易ケースは不要となります)
大型のA4バインダーサイズのケースにメイン基板を格納した入門機です。
ミニコンスタイルのフロントパネルは装備していません。
ケースの正面にはパワースィッチとリセットスイッチだけが実装されます。
フロントパネルが無いだけでソフトウェア環境、外部インターフェイス機能は
エンタープライズモデルと同じです。
1970年代後半に発売されていたフロントパネル無しのCP/M専用機と同じスタイルですが半導体の高集積化により小型になっています。
Legacy8080のマニュアルが大型A4バインダーサイズですのでマニュアルバインダーとエントリーモデルを並べて本立てなどに置く事ができます。
フロントパネルが無いのでフロントパネルのアドレススイッチから読み込みIN FFとフロントパネルのLEDに表示するOUT FFの機能がありません。
オプションの「換装キット」によりエデュケーションモデル、もしくは、エンタープライズモデルに換装できます。
不要になった大型のA4バインダーサイズのケースは、拡張インターフェイス基板の格納用ケースとして再利用できるよう設計されています。
完成品とケース部分だけを自作するセミキットの2種類で提供します。
ICを基板にハンダ付けして自作する部品キットの発売は数ヶ月遅れで販売予定です。
(組立マニュアルの準備に時間が掛かるため)
Legacy8080を出来るだけ早く使ってみたいというご要望を多数いただいております。
Legacy8080では小さいながら新規開発のOSを装備しています。
このOSのブラッシュアップやマニュアルの完成度を高める作業にまだまだ時間が掛かる段階ですが、Legacy8080を早く使ってみたいというパワーユーザー向けに特別価格にて先行販売を行うことを計画しております。
ブラッシュアップしたOSや完成したマニュアルは後ほど無償でお届けする形になります。
ここで言う「パワーユーザー」とは1970年代から80年代初頭にかけて8bitマイコンを活用されていた方、当時のマイコン誌に記事を投稿された方、マイコン関連の解説書を執筆された方を想定しています。
8bitマイコンは未経験ですがチャレンジしてみたいという強い気持ちを抱いている方も「パワーユーザー」として歓迎します。
パワーユーザの方からの評価レポート、改善レポート、ハードソフトの解説記事、自作記事を執筆いただけることを期待しておりますが義務はありません。
「パワーユーザー」向けの特別価格による先行販売の内容が決まりましたら技術少年出版のWEBサイトにてご案内いたします。
Legacy8080のサポートは現状の大手メーカー製PCのようなコールセンターから電話による手厚いサポートなどを提供することは申し訳ありませんができません。
Legacy8080のサポート用として技術少年出版のサイトに「Legacy8080 ユーザーコミュニティーサイト」を開設して運用いたします。
Legacy8080の開発者である菱田様にも参加いただき「ユーザーコミュニティーサイト」内にてオンラインにて技術サポートを行っていきます。
「ユーザーコミュニティー サイト」内にてユーザー同士による技術情報の交換も是非お願いいたします。
「ユーザーコミュニティー サイト」にはユーザーの方がソフトの開発やハードの制作記事を自由に発表できる場所を用意いたしますので奮ってご参加願います。
また、Legacy8080の発売開始が一段落しましたら技術少年出版にてマイコン同人誌「技術少年」を不定期発行する予定です。
マイコン同人誌「技術少年」は70年代マイコン誌のような「わくわく」する誌面にしたいと考えております。
マイコン同人誌「技術少年」の編集はLegacy8080の仕掛け人であり70年代の月刊アスキー編集長だった吉崎が担当いたします。
Legacy8080のユーザーによる研究開発記事、実験レポートなど活発な投稿記事をマイコン同人誌「技術少年」にお寄せいただくことを期待しております。
Legacy8080のサポートは、「ユーザーコミュニティー サイト」とマイコン同人誌「技術少年」を通じて行います。
ユーザー同士で盛り上げて楽しいマイコンライフが過ごせることを願っております。
Legacy8080用のオリジナル周辺機器第一弾としてサウンドインターフェイスボードを企画しています。
懐かしいピコピコサウンドやゲーム効果音を演奏できるPSGボードやFM音源ボードを検討中です。
詳細が決まりましたらWEBサイトで発表いたします。
以上、2014年2月6日時点でのLegacy8080の発売に向けた進行状況をご説明いたしました。